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地域DX部門 DAY 2 / 6月17日(水)

「待ちの保健指導」から「攻めの予防」へ AI×ビッグデータ×人の温もりが生み出した全国初の一貫支援モデル

横須賀市
CASE OVERVIEW

事例概要

横須賀市は、急激な人口減少と高齢化という課題に対し、「テクノロジーはあくまで人を補助する道具であり、主役は人である」というビジョンのもと、市民の生命と安心に直結する健康分野をスマートシティのリーディングプロジェクトに位置付けました。

本プロジェクトでは、所管課ごとに分散していた医療、介護、健診データを個人単位で連結・匿名化し、株式会社JMDCが持つ約2,000万人分の医療ビッグデータとAIを用いて解析しました。現行の特定健診の基準値を超えていない段階でも、将来の生活習慣病や入院リスクが高い対象者を予測・抽出し、重症化する前にプッシュ型、アウトリーチ型で支援を届けるプロセス変革を実現しました。

高度なデータ分析にとどまらず、抽出された対象者に対して実際の保健指導までを一貫して行う点は、全国の自治体で初の取り組みです。推進にあたっては、副市長をプロジェクトリーダーとするトップのコミットメントのもと、分析に強いデジタル・ガバメント推進室と、現場での支援に強い健康増進課が庁内連携し、JMDCとの産官共創体制を構築しました。

成果として、保健指導参加者の継続率95%、満足度94.7%を達成し、国の努力者支援補助金で1,400万円の財源確保を実現しました。今後は対象者を後期高齢者に拡大し、全国の自治体でも再現可能なモデルとして波及させていきます。

登壇者

山中 靖
山中 靖
横須賀市
デジタル・ガバメント推進室
2013年、横須賀市役所に入庁。環境政策部で環境教育、財政部で予算編成を担当。市政運営に長期的な視点の必要性を感じたことから、2020年に志願して都市戦略課に異動し、市の総合計画である「YOKOSUKAビジョン2030」を策定。その後、本プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトとともに2023年にデジタル・ガバメント推進室に異動。2023年には、全国の自治体で初めての生成AIの全庁的な活用を推進。現在は、本プロジェクトの発展に努めながら、DX、生成AIの普及を行い、さらに、2026年からは、横須賀市役所でのGoogle Workspace全面導入に向けたプロジェクトマネージャーも担当。

次は、サミット&アワード。

横須賀市 を含む地域DX部門のファイナリストが、サミット&アワードのパネルディスカッションに登壇します。審査員からの問いに、うまくいった理由もつまずいた理由も答えます。7/22・23、TODAホール(京橋)。

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公開プレゼンテーション審査は終了しました。