同社のDXは、外部ベンダー主導ではなく、2018年頃から社長自らが独学でMicrosoft Power Platformを活用し、現場起点で内製化してきた点に特徴があります。制御盤製造は、多品種少量、一点モノ生産で、約2,000種類の部品、複雑な工程、属人化しやすい技能伝承など、中小製造業の課題が凝縮された現場です。
「製造業務のDX」「労務管理のDX」「経営のDX」の3本柱で取り組み、Power Appsによる業務アプリ化、Power Automateによる承認・通知・帳票生成の自動化、Power BIによる経営・現場データの可視化を一体で推進しました。
QRコードを活用した部品手配・棚卸、工程管理、製造進捗、品質保証、受注から製造・出荷までの一気通貫管理、労務業務、売上・仕入・原価や工場電力の見える化まで、自社で多数のアプリを開発・展開しました。
その結果、間接業務の約90%自動化、棚卸業務の1週間から半日への短縮、残業時間62%削減、有給取得率82.2%を達成。売上1.7倍、利益3.8倍、創業初の売上10億円、離職率2年連続0も達成しました。

三共電機株式会社 を含む業務変革部門のファイナリストが、サミット&アワードのパネルディスカッションに登壇します。審査員からの問いに、うまくいった理由もつまずいた理由も答えます。7/22・23、TODAホール(京橋)。
サミット&アワードを見る公開プレゼンテーション審査は終了しました。